2010年4月18日日曜日

2009年度インターンシップを終えての感想

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一年間のンターンシップを終えて、その感想をしたためていただきました。
お手伝いありがとうございました。今後もご支援のほどお願いいたします。


2009年度(平成21年度) CYR-Aインターン青木美穂

私は大学入学時から国際協力に興味がありつつも、行動に移す勇気が

ありませんでした。

1年生の時に名古屋外国語大学で行われた「布チョッキンワークショップ」

に参加し、CYRの活動に強く共感しました。

このインターンのお話を聞いた時、ぜひとも勉強させていただきたい

と思いました。

私はカンボジアの知識などはほとんど無く、初めは全てが勉強でした。

私は今まで人前で話した経験もなく、自分の思いを言葉に乗せることが出来ず、

歯がゆい思いをしていました。

また、インターンとして仕事をする中で自分のやっていることが

本当にカンボジアの子どもたちや女性たちの力になっているのか

不安な気持ちもありました。

しかし、ボランティアの方々やインターンの先輩方の支えもあり、

多くの失敗を前向きに考えるようになりました。

また、興味を持ち、共感してくださる人が増えていることを実感

することで自分のやっていることへの自信がつきました。

私が1番思い出に残っていることは10月に行われた

「ワールド・コラボ・フェスタ」です。

このイベントでは名外大、椙山女学園大の学生が中心となり

企画、準備、当日まで全てを行いました。

私は事務局となり、みんなをまとめる立場でした。

しかし、今まで人をまとめるような立場になったことがなく、

自分に対する不甲斐なさでいっぱいでした。

でも、まとめる立場だからこそ人に頼ることの大事さを

学べました。

これはきっと国際協力をする上でも同じだと思います。

こちらがなんでもかんでも一方的に提案するのではなく、

一緒に仕事をする現地の人々を頼ることが事業成功へは

欠かせないことだと考えます。

今回のワールド・コラボ・フェスタでは学生ならではのアイデアが

盛り沢山で、子どもから楽しめるブース展開が出来たと思っています。

この1年間で数多くのワークショップやイベントを通してたくさんの人

と出会いました。

その人たちに短い時間でもいいので、カンボジアの子どもや女性

たちのことを考えてもらう手伝いが出来てとても光栄に思っています。


2009年度(平成21年度)CYR-Aインターン半田 佑果


1年前の3月。

幼い難民を考える会でのインターンが始まりました。

私がインターンを始めたきっかけは、ボランティア・国際問題に

興味がある…たったそれだけの理由でした。

ですから、本当に0からのスタート。

最初は、CYR-Aの皆さんのモチベーションの高さに

圧倒されていました。

最初の頃は自分がワークショップを通じて何を参加者の方々に

伝えたいのか…目的意識が持てずにいました。

自分でもワークショップの意義、自分とカンボジアとのつながりを

なかなか感じることができず、疑問を持ちながらワークショップの

インストラクターとして参加者の方々の前に立っていました。

しかし、参加者の皆さんは生き生きと作業をしていました。

布を選ぶときに「こっちの方が可愛いよ~」と話しあいながら入念に

コーディネートしている方、慣れない手つきで真剣に布を切っている

サラリーマンの方、ボールも作ります!と言って積極的に布をカット

してくださる方。

そんな皆さんの姿を見て、自分の中で「伝えたいこと」が

はっきりしてきました。

それは、ワークショップの時間が参加者の皆さんにとって、

自分のことや身のまわりの喧騒を忘れ、カンボジアの子どもたちの笑顔を

たった一瞬でもいいから、感じられる時間であればいいな…ということです。

自分以外のこと、自国以外のことを考えること、それが「つながり」であり、

このワークショップの「意義」なのではないかということです。

本当は提供者である私が最初に気付かなければならないことなのに、

それを私は参加者の皆さんから伝えていただきました。

私は本当に沢山の場所でワークショップをやらせていただき、

それぞれの場所で参加者の皆さんの作業している様子を見ながら、

「その人の心の中に少しでもカンボジアの子どもたちの笑顔が

浮かんでいますように」と思っています。

参加者の皆さんから気付かせていただき、自分なりに見いだせた「意義」、

そして、「つながり」をこれからもこのワークショップで多くの人に

伝えていけたらと思います。

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