2012年5月24日木曜日

椙山女学園高校「人権講演会」で布チョッキン


5/16(水)椙山女学園高校総合「人権講演会」で布チョッキンワークショップを開催しました。
40名の皆さんは熱心に取り組んでいただきまました。カンボジアの子どもたちの厳しい現状を映像や動画で理解して、子どもの人権を守ることの大切さや支援するNGO活動について学んでいただきました。


カンボジア公立幼稚園では、おもちゃがほとんどありません。カンボジアの子どもたちのため、不要な布を持ち寄って、人形の型紙にそってカットしていただくワークショップです。縫製はカンボジアの女性にバトンタッチです。皆さんが作っていただいた人形は、子どもたちが大切にして遊んでくれます。ご協力ありがとうございました。これは、日本からカンボジアにつなぐささやかな国際協力の体験です。

<講演の感想>
カンボジアの発展途上国の貧しい子どもたちの現状を知って、自分よりずっと小さな子どもたちが苦しい思いをして生活をしていることが、とても悲しく思えました。安全な飲み水すら飲むことができずにいる子どもたちや飢えで苦しんでいる子どもたちがたくさんいることを知り、自分はとても恵まれた環境にいるのだということを痛感させられました。おもちゃで遊んだことのない子どもがいるというはとても驚きました。そしておもちゃの効果の話を聞いて、おもちゃには、おもちゃで遊ぶことにより健全な心身をはぐくむという、子どもにとってとても大切な役割があることを知り、そのような重要な役割を担うおもちゃをカンボジアの子どもたちに送るという活動の大切さが分かりました。今日の講演では、人形づくりの手伝いとして、布を型紙どおりに切る作業をやらせてもらいました。布を切るというとても簡単な作業でも、苦しんでいる子どもたちを助ける活動に貢献できるというのは新しい発見でした。講演を通して恵まれない子供たちの今を知ることができ、それを助ける活動の手伝いという素晴らしいことを体験することができました。
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